2日目に参加した備忘的なアレでつらつら。
今回シンフォギアのライブは初参加初武道館だったのだけど、仕事からの流れでそのまま来たのもあり結構実感薄いまま会場入りしてゴソゴソ。
前回のライブ映像を見てたのと、1日目の情報を一切入れられないままだったので、今回も歌と歌の間にMC以外のものを挟んでくるのかなとか思ってた。ある意味気を抜いてたというかまったりするだろうとかいう油断。
そうこうしてるうちにミカとガリィの場内アナウンス、注意事項が流れ始めてあまり切り替えのできてないままオープニングナンバー水樹奈々さんの登場。
割と動転したままである。
星天の演出に見とれつつ、まさか聞けるとは思ってなかった生フランメで圧倒される。
この辺でもう「日笠さんめっちゃかっけえー」ってなってる。
次の調・切歌ターンのときに一番印象に残ってるのはおきてがみのときのペンライトの綺麗さ。
緑一色の光景があんなに暖かく見えたのは初めてだったな。
井口さんはまさかシェンショウジン聞けるとは思ってなかったから聞き入ってた。
というか井口さんの表情とかに見入ってた。メモリアのときの暖かさと、シェンショウジンのときの無垢なる苛烈。
たやマさんはやらしい。
でもアガートラームは案の定カッコよすぎてホント日笠さんすげーってなってた。
re焼肉dayにテケテケしつつ、前回の映像でも思ったけど高垣さんのステージ全体、身体全身を使った表現にほわあああってなりつつクリスちゃんそっクリス。
颯爽と現れる先輩、BAYONET CHARGEは楽しみだった曲の一つだから嬉しかった 背中合わせの二人が完璧に頼れる先輩です。
空へ…はただただ水樹奈々さんの歌唱力にひれ伏すというか、この辺でようやくスイッチが切り替わって「翼さん……」って気分になった。
でもあのギャグはどうかと思う。
Glorious Breakの次に、個人的GXの主人公キャロルの番になったけども、自分の中ではキャロルか響の曲は最初のほうに一度入ってくるかなと思ってたので結構ここまで出番なしは以外だった。
実際は水瀬いのりさんのあの小さい身体からなにこの、なにって散々CD音源でボコボコにされてたのをはるかに上回るパワーで圧が違う圧が。
この時点ではBD6巻に収録された曲を聴けてなかったので、もしかしたらライブでやるかなーと思ってたけどそんなことはなかった。
次のイントロが流れた瞬間に視界がぼやけた。
自分にとっては、やっぱりこの人の、響の物語なのだ。悠木さんの歌うリトルミラクルを耳にしてようやく、自分のいまいる場所がシンフォギアなんだと心と身体で実感できた。
正直涙声でコールとかあんまりできてないけどまるで後悔はない。
悠木さんの、響の歌が聞けただけでもう十分すぎるほど感謝しかない。
そして限界突破からのガングニール。
「いまの」悠木さんが歌うガングニールは、とてもとても胸に響いた。
いつかの虹、花の想い出は、曲自体はノるとかそういうのじゃないけれど、響と未来がこんな歌を歌えるようになったんだ、ということそれ自体が嬉しい曲。
悠木さんと井口さんの表現もほわほわさせてもらった。
そしてクライマックスは、シンフォギアで最初に作られたと言われた曲、「始まりの歌(バベル)」。
装者6人で歌われる輝きはまさに天にも届くようだった。
終曲からの暗転、からのもちろんアンコール。
自分含め、観客の皆がアンコールを呼びかけるなか、GXの奥義のイントロがかかる。
自分は最初、ライブの開幕はこっちなんじゃないかと思ってた。
初手にて奥義で仕る。
その気概で初っ端にガンとやってくるんじゃないかなと。
けど違った。
理由はすぐにわかった。
暗転したままのステージ、プロジェクターにでかでかと文字が浮かび上がる。
「特報――戦姫絶唱シンフォギア」
あとからわかったことだけど、1日目でも同様の告知がなされたらしい。
ここまでは、同様の。
ざわめく観客の前に飛び込んできたのは、
「――TVシリーズ第四期+第五期製作決定」
期待、不安、困惑、歓喜、驚嘆、熱狂。
怒号にも似た会場の揺らぎに対して真っ向からぶつかって勝てる曲は、確かにRADIANT FORCE以外ありえない。
しかもこれは完全にS2CAでのRADIANT FORCE。
本来そういう曲ではないのに会場全体が合唱するとかいうトンデモな事態になってた。
あのときあの場所にいられたことは何物にも代えがたい経験だったし、今度もまた行こうと強く思った瞬間だった。
そこから「ありがとう」を唄いながらと、FIRST LOVE SONGとしての愛。
なぜそこで愛ッ!?
最後の挨拶のとき一発ではならなかったけど日笠さんのお人柄というか、ああマリアさんらしいってきっとあそこにいた皆が思ったことだろう。
フィナーレは虹色のフリューゲル。
これも、装者6名。
黄色に当てはまる装者はいない。
会場限定でのペンライト。
黄色はキャロルのカラー。
次を、期待してもいいんでしょうか。
自分を赦せたキャロルの歌を。
個人的には、これ以上響を戦わせるのはどうなんだという思いのほうがデカいので、ただ続報を待つしかないというのが正直な本音。
日常系にシフトしたりしませんか。
でも、エンディングで悠木さんたちが語ったように、またこの方々の演技が、表現が、歌が聞きたいという想いもあり、非常に複雑な感想を抱いた特報だった。
今回のライブで自分のことがよくわかったところに、自分が抱くシンフォギアのど真ん中には悠木さんと立花響がいて、その人たちがいてくれたからシンフォギアが好きなんだということ。
もちろん、翼さん水樹奈々さんやクリスちゃん高垣彩陽さん、他の装者や装者じゃない人全てが、その人でいてくれてよかった、という思いはあるものの、自分が考える以上に響のウェイトが重かったというのがひとつ。
その点も踏まえて、次のシリーズの動きから目を離せないし、これからもシンフォギアと付き合っていくことになりそうです。
楽しみなのは変わらないし、信じるのを諦めないということで。