まず、初見でGXの最終回を見たときに腑に落ちなかったことが解決した。
今作、響は普通の少女、人間なのだ。
無印では、シンフォギア世界の根幹・歴史に関わる問題に空手で立ち向かう英雄。
Gでは、世界の異変に裸のままで向き合うヒーロー。
そしてGXでは、泣いている少女(キャロルも、エルフナインも)を救うことができなかった、ただの人間だったのだ。
もしもキャロルと出会った瞬間に響がヒーローであったならば、「まずは力ずくで止めてみせる、話はそれからだ」と考えられる存在だったのなら、結末は変わっていたのかもしれない。
というわけでGXで英雄役を担ったのがキャロルであり、ヒーローはウェル博士だ。
これでひとつすっきりとした見かたができた。
で、きっとGXの命題でもある「赦し」は、世界に一人ぼっちにならない答えなんだろうなー、と。
響は、辛く苦しい過去、その最たる象徴でもある父親を「赦し」、悲しみすらも絆と変えて世界と繋がっている。
キャロルは、辛く苦しい過去を、想い出を焼却して力と変えた。
過去がなくなるわけでも、変えられるわけでもないのに、今に繋がる自分を消し飛ばしたのだ。
それはつまり、世界と繋がることもできなくなるということ。
だからGXはきっと、キャロルが自分を赦すための物語なんだろうと思う。
世界に一人ぼっちでなくなった瞬間に、キャロルはキャロルでなくなってしまうことが、自分は悲しかったんだな、とわかった。
エルフナインが見たキャロルの夢。
父親が「レシピ通りに」作った料理はママのようにはできてなかった、そしてキャロルが作る分にはきっと、美味しいものができる……と。
料理は「愛情」、ということなのかしらね。
クリスが学校の成績が良いのは、きっと学園生活全てが楽しいからなんじゃないかなあと思う。
Gで食事シーンがあったけど、テーブルマナー以前の問題だった。
なにかを教わる、なにかを学ぶという環境がなく、ただ生きるためだけに必死だった彼女だからこそ、日常で積み重なるものが愛おしいのだろう。
なんとなく未来さん見てたら、「無理しないで」的なことを響に言わなくなった?
前から言ってたかどうだったか。
響が響であることをやめられないと理解して、「帰ってくるのを信じてる」、という方向での発言が中心かな。
S2CAトライバーストで捻じ伏せることはできないキャロルの歌。
S2CAヘキサコンバージョンで、受け止めることができたキャロルの歌。
一人じゃないと示せたはずなんだけどなあ。
それでも、キャロルが自分を赦すことはまだできてない12話。
キャロルが見つけたひとりぼっちにならない答え。
もしも次があるなら、ひとりじゃないキャロルとエルフナインのデュエットでも聞かせてほしい。
前から言ってたかどうだったか。
響が響であることをやめられないと理解して、「帰ってくるのを信じてる」、という方向での発言が中心かな。
S2CAトライバーストで捻じ伏せることはできないキャロルの歌。
S2CAヘキサコンバージョンで、受け止めることができたキャロルの歌。
一人じゃないと示せたはずなんだけどなあ。
それでも、キャロルが自分を赦すことはまだできてない12話。
キャロルが見つけたひとりぼっちにならない答え。
もしも次があるなら、ひとりじゃないキャロルとエルフナインのデュエットでも聞かせてほしい。
0 件のコメント:
コメントを投稿