・第四話
開幕アバンは二期少し前のお話か。
マムがセレナのシンフォギア、アガートラームをマリアにお守りとして渡すところから。
「破損したギアを作戦に組み込むことはない」
それでもそのギアを保管していて、マリアに託したことには意味があると。
セレナのように強くありたいと思うマリアさん。
ある種そう思えることが既に強い。
しかしOPでダインスレイヴ砕け散ってるんだけど、完全に暗示ですよね……?
変身できない響を救ったのは、まさかの三人娘。
変なところで肝が据わっている寺島さん。
とりあえず関係ないから道を空けろと言われたら、ガリィも目的にそぐわないためそうするしかない。
まあ結局はバレているのでアルカノイズさんの追撃を受けるのですが。
上げて落とす。
アルカノイズにより物理的に足をすくわれた響の手からガングニールが投げ出される。
しかしそれを華麗にキャッチするものが!!
久々にきました。
マリアの烈槍タイム。
黒いガングニール。
もうその心に偽りなく、身にまとう黒衣の外套はなくなっている。
しかしマリアも適合係数は決して高くない。
バックファイアが身体を蝕んでいく。
アルカノイズを片付けて飛翔からガリィへの一撃。
しかし容易く受け止められてしまう。サンライズハートよろしく槍の刃を分割して内部から一回り小さい槍で防御をこじ開けようと試みるも、それも防がれ反撃をもらう。
ガリィの刃がマリアが纏ったシンフォギアを貫かんとしたところでギアがもたずに強制解除。
興が醒めた、あるいは目的が達成できないと判断したガリィは一時撤退。
マリアは託したガングニールを響に返そうとする。
そこでいままででは見られなかった響の一幕。
マリアが言葉を繋ぐより早く、ペンダントを奪い取ったのだ。
これには未来も、周りの三人娘も動揺している。
「人助けのための、私のガングニール」、だと。
まさに響たちを守るために戦い、バックファイアに身を焼かれ血を噴出しているマリアを前にして、この言葉である。
直後に謝りはしたものの、自分の中で整理がつかない表情を浮かべる響。
それに対し、「そう。ガングニールはお前の力だ、だから目を背けるな」と叱咤するマリアさん。
本当に頼れる存在。
まるで二期後半の響が、何も力を持っていないのに人助けを躊躇っていなかったあの姿にも似て。
キャロルサイドに場面は移り、計画についての情報が見え隠れ。
レイラインの解放。
チフォージュ・シャトーにどのような意味を持つのかそれともまた別件か。
少なくともガリィは現状それを目的としているようだ。
響と未来の夜会話。
響は、私の歌が誰かを傷つけてしまうのが怖いと言う。
未来は、響の歌が誰かを傷つけるものじゃないことを、『私が知っている』、と返す。
マムことナスターシャ博士の墓前で決意を新たにするマリア、切歌、調。
しかし醤油キクコーマンはどうなのだ常識人。
響が歌えなくなったのはもしかしたら歌う理由を忘れたからではないかと安藤さん。
未来にも思う節があるのか、悩んだ顔つき。
S.O.N.G.ではキャロル陣営に対する作戦会議。
プロジェクト・イグナイト。
その日の帰途、未来は響に初めてシンフォギアを身にまとったときのことを覚えているか尋ねた。
響は「無我夢中だったから……どうだったか」と。
視聴者にとって絶対に忘れられないシーンでもある。
一期一話のラストを飾った響の変身は、誰かを助けるために歌われたもの。
そして同時に、あの真っ黒な破壊衝動が表に出てきた場面だ。
しかし敵は待ってくれない。
響と未来にやってきたのは戦闘特化のオートスコアラー、ミカとアルカノイズだ。
いい加減歌ってくれないと大切なもの、そうでないものも全部バラバラに解剖すると告げるミカ。
未来にその脅威が向けられる。
そして未来は響に叫ぶ。
「私は響と戦って救われた」
だから、響の歌が人を傷つけるだけのものじゃないと知っている。
いつか響が叫んだ悲しくも力強かった言葉。
「この拳も、命も、シンフォギアだ」と。
だからそう、怖がらないで、信じてあげて。と。
足場を壊されて落下していく未来の脳裏には、傷つくことを恐れず、身体を張って未来を助けに来てくれた響の姿。
――誰かのために、響の歌を――
ここで思い出した。
正直なところ未来も「前向きな自殺衝動」を抱えているに等しいのだ。
響にとって唯一、贖いきれない罪を分かち合える存在。
未来がいるから響は響でいられるし、その逆もしかり。
「もう迷わない。だから聴いて――私の歌を!」
再びガングニールを纏った響は未来を救ってそう放つ。
こうなった状態の響にアルカノイズは物の数ではない。
瞬殺してミカへと連撃を叩き込む……はずだったのだが。
翼さんがフラグを立てたので。
シンフォギアを貫かれました。
上げて落とす。
落とし方が尋常ではない。
意識不明どころか生死不明だ。
未来の絶叫でEDへ。
Cパートではオートスコアラーの撤退とプロジェクト・イグナイトの推進を翼、クリスが告げて終わる。
ついに響が完全敗北。
ネフィリムの一件は暴走して響の記憶からもあいまいだったし、迷いを振り切った挙句にどうしようもなく打ち砕かれた今回は非常に重たい意味を持つ。
コワレタモノになるのは、さて……。
シンフォギアを万全にしてから何かするのがキャロル側の目的らしいし(歌をどうこう、とガリィものたまっていたし)、想い出。歌。
単なる蒐集ではないだろう。
響の反抗期がひと段落したところで、今度はやはり過去に立ち向かうのだろうか。
響も未来も、世界に歪められた存在だ。
未来が響に寄り添えるのは、過去あの災厄に巻き込んだ挙句に家族をバラバラにしてしまった、という逃れられない意識が根底にあるだろう。
もちろんそれだけでないと思うが、それが明かされるのは今後の展開か。
この二人はいまのままだと生きている限り完全に罪の意識から逃れるのことはできない。
過去は変えられないのだから。
しかし。
もしも。
過去が変えられるとするならば……?
キャロルの真の目的もまだ明かされていない。
彼女たちがどう生きていくのか、目が離せない。
変なところで肝が据わっている寺島さん。
とりあえず関係ないから道を空けろと言われたら、ガリィも目的にそぐわないためそうするしかない。
まあ結局はバレているのでアルカノイズさんの追撃を受けるのですが。
上げて落とす。
アルカノイズにより物理的に足をすくわれた響の手からガングニールが投げ出される。
しかしそれを華麗にキャッチするものが!!
久々にきました。
マリアの烈槍タイム。
黒いガングニール。
もうその心に偽りなく、身にまとう黒衣の外套はなくなっている。
しかしマリアも適合係数は決して高くない。
バックファイアが身体を蝕んでいく。
アルカノイズを片付けて飛翔からガリィへの一撃。
しかし容易く受け止められてしまう。サンライズハートよろしく槍の刃を分割して内部から一回り小さい槍で防御をこじ開けようと試みるも、それも防がれ反撃をもらう。
ガリィの刃がマリアが纏ったシンフォギアを貫かんとしたところでギアがもたずに強制解除。
興が醒めた、あるいは目的が達成できないと判断したガリィは一時撤退。
マリアは託したガングニールを響に返そうとする。
そこでいままででは見られなかった響の一幕。
マリアが言葉を繋ぐより早く、ペンダントを奪い取ったのだ。
これには未来も、周りの三人娘も動揺している。
「人助けのための、私のガングニール」、だと。
まさに響たちを守るために戦い、バックファイアに身を焼かれ血を噴出しているマリアを前にして、この言葉である。
直後に謝りはしたものの、自分の中で整理がつかない表情を浮かべる響。
それに対し、「そう。ガングニールはお前の力だ、だから目を背けるな」と叱咤するマリアさん。
本当に頼れる存在。
まるで二期後半の響が、何も力を持っていないのに人助けを躊躇っていなかったあの姿にも似て。
キャロルサイドに場面は移り、計画についての情報が見え隠れ。
レイラインの解放。
チフォージュ・シャトーにどのような意味を持つのかそれともまた別件か。
少なくともガリィは現状それを目的としているようだ。
響と未来の夜会話。
響は、私の歌が誰かを傷つけてしまうのが怖いと言う。
未来は、響の歌が誰かを傷つけるものじゃないことを、『私が知っている』、と返す。
マムことナスターシャ博士の墓前で決意を新たにするマリア、切歌、調。
しかし醤油キクコーマンはどうなのだ常識人。
響が歌えなくなったのはもしかしたら歌う理由を忘れたからではないかと安藤さん。
未来にも思う節があるのか、悩んだ顔つき。
S.O.N.G.ではキャロル陣営に対する作戦会議。
プロジェクト・イグナイト。
その日の帰途、未来は響に初めてシンフォギアを身にまとったときのことを覚えているか尋ねた。
響は「無我夢中だったから……どうだったか」と。
視聴者にとって絶対に忘れられないシーンでもある。
一期一話のラストを飾った響の変身は、誰かを助けるために歌われたもの。
そして同時に、あの真っ黒な破壊衝動が表に出てきた場面だ。
しかし敵は待ってくれない。
響と未来にやってきたのは戦闘特化のオートスコアラー、ミカとアルカノイズだ。
いい加減歌ってくれないと大切なもの、そうでないものも全部バラバラに解剖すると告げるミカ。
未来にその脅威が向けられる。
そして未来は響に叫ぶ。
「私は響と戦って救われた」
だから、響の歌が人を傷つけるだけのものじゃないと知っている。
いつか響が叫んだ悲しくも力強かった言葉。
「この拳も、命も、シンフォギアだ」と。
だからそう、怖がらないで、信じてあげて。と。
足場を壊されて落下していく未来の脳裏には、傷つくことを恐れず、身体を張って未来を助けに来てくれた響の姿。
――誰かのために、響の歌を――
ここで思い出した。
正直なところ未来も「前向きな自殺衝動」を抱えているに等しいのだ。
響にとって唯一、贖いきれない罪を分かち合える存在。
未来がいるから響は響でいられるし、その逆もしかり。
「もう迷わない。だから聴いて――私の歌を!」
再びガングニールを纏った響は未来を救ってそう放つ。
こうなった状態の響にアルカノイズは物の数ではない。
瞬殺してミカへと連撃を叩き込む……はずだったのだが。
翼さんがフラグを立てたので。
シンフォギアを貫かれました。
上げて落とす。
落とし方が尋常ではない。
意識不明どころか生死不明だ。
未来の絶叫でEDへ。
Cパートではオートスコアラーの撤退とプロジェクト・イグナイトの推進を翼、クリスが告げて終わる。
ついに響が完全敗北。
ネフィリムの一件は暴走して響の記憶からもあいまいだったし、迷いを振り切った挙句にどうしようもなく打ち砕かれた今回は非常に重たい意味を持つ。
コワレタモノになるのは、さて……。
シンフォギアを万全にしてから何かするのがキャロル側の目的らしいし(歌をどうこう、とガリィものたまっていたし)、想い出。歌。
単なる蒐集ではないだろう。
響の反抗期がひと段落したところで、今度はやはり過去に立ち向かうのだろうか。
響も未来も、世界に歪められた存在だ。
未来が響に寄り添えるのは、過去あの災厄に巻き込んだ挙句に家族をバラバラにしてしまった、という逃れられない意識が根底にあるだろう。
もちろんそれだけでないと思うが、それが明かされるのは今後の展開か。
この二人はいまのままだと生きている限り完全に罪の意識から逃れるのことはできない。
過去は変えられないのだから。
しかし。
もしも。
過去が変えられるとするならば……?
キャロルの真の目的もまだ明かされていない。
彼女たちがどう生きていくのか、目が離せない。
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