2015年7月25日土曜日

戦姫絶唱シンフォギアGX3話

◆戦姫絶唱シンフォギアGX


・第三話


まずアバンは二話ラスト、奇跡が壊れるところから。
「敗北なんかで済まされない」

Extarminateはシナリオを全部確認してから作られてるそうな。


壊れたシンフォギアにより武装解除。
フィードバックを受けてクリス、翼ともに戦闘不能状態に。

世界の解剖を目的に作られたアルカノイズ。
とのことでアンチリンカーはあんまり関係なかったらしい。

元々装者狙いであったようで、ロンドン側、ファラは撤退準備。
しかしエルフナインのいる日本側はいまだピンチ。

というところで切歌が現れる。
新曲と変身バンクを引っさげての聖詠。

LiNKERもなしに、だ。

案の定フィードバックによる負荷を被っている。
しかしおかまいなしにノイズを一掃していく。

獲物の派手さに気を取られるけれど、地味に切歌のギアも器用なんだよな。
飛び道具による遠距離攻撃、リーチを生かした広域攻撃と肩口の武装による手数のフォロー、相手を捕縛する搦め手も持っているし大技もできる。

そんな切歌の報を聞いて苦々しげに顔を歪ませる弦十郎さん。
まあ、そうだよなあ。大人だもんなあ……守られてちゃ世話ないぜ、と。

そして切歌を無視してエルフナインと倒れているクリスに近寄ってくるアルカノイズを蹴散らすのが調だ。
地上での機動力は調のほうが高そうだが。
その分フィードバックも大きそうな。


マリアさん置いてけぼり。


夜通し逃げ回ってたのか切歌と調。
調の「どこまでいけばいいのか」という問いに「いけるところまで」、と返す切歌。

かつてフィーネの名の下に行った行為も同じことだった。
というかこの二人の適合実験にウェル博士だけじゃなくてリョーコさんも関わってたのか。
フィーネの転生先として保険をかけておいたのかもしれないね。

「あたしたちが、あたしたちのやるべきことを見つけられなかった」
「目的もなく、いけるところまでいったところに望んだゴールがある保障なんてない」
「がむしゃらなだけではダメなんだ」

これらの言葉は、全部……。


気がついたクリスちゃんは後輩に守られたことに激しく後悔と苛立ちを露に。
しかも二人の身体の負荷を思えば。


そして響も通信にて状況を把握。
した上で「キャロルと話ができていれば」、と。
この単語に弦十郎さんも怪訝そうな鸚鵡返し。


マリアさんの行動は以下略。
それを受けたマリアはS.O.N.G.への転属依頼を弦十郎さんにぶっこんで来る。
それでいいのかよ!?


ビーフストロガノフのうた。
三人娘の中の人が普通に歌が上手なので、ミュージカルですね。

学校の調理実習ということらしい。
ぼんやりしながら実習する響が包丁で怪我を。
「お料理の道具で怪我をするなんてよくないことだよね……」
というのはそのままシンフォギアのことを思っているのだろう。
「人助けの道具で誰かと戦うなんて、よくないこと」だと。


きりしらの二人は検査入院。


ここにきて未来さんには何も言えないってのはもどかしい。
未来さんまた響をぶっとばしてあげてください。

一時帰国する翼にトニーは「またいつか君自身の夢を追いかけてほしい」と激励。
夢。
たぶん三期で核心になるテーマのひとつだと思う。

で、翼とマリアが同時帰国ということは弦十郎さんたちが手を回したんだろうな。


破損したシンフォギアの状態説明。
「コアは無事」
「エネルギーをプロテクターとして固着させる機能が損なわれている」

セレナのギアも同じ状態らしい。
よし、勝ったな。


これらを踏まえて現状動ける装者は響だけ。
きりしらは私たちも、というがそれを受け入れる大人たちではない。
彼女たちの未来を守ることが彼らの使命なのだから。

しかし翼とクリスはそこまで動じてないなあ。
「気持ちだけで十分」、とは言うものの、これは響の精神状態をあまり知らないからか。


場面変わって錬金術サイド。
最大戦力であるミカを動かすための思い出集めをしていたらしい。

ガリィが行ってきた思い出集めの実態を知ってなお、響は戦えないというのだろうか。
そこがひとつ焦点になりそうだが。


なんやかんや錬金術の解説をベラベラとするエルフナインなんだけど、どこまで信じていいのだろうか。
持ってきた遺産は、パンドラでもなんでもなく。
しかしドヴェルグの遺産、魔剣ダーインスレイヴのほうが穏やかじゃない。
一度鞘から抜けば、生き血を浴びて完全に吸うまで鞘に納まらないといわれた頗るつきの曰くつき。

そして動ける装者は響だけ。
これはつまり……。

エルフナインの身体検査をしたところホムンクルスであり両性であるとのこと。
神の器。
キャロルとエルフナインの役割ももしかすると二転三転するのかもしれない。


「ついてるとかついてないとかどうでもいい」
未来さんさすがです。


武士ノイズ頂きました。
クリスちゃんの突っ込みも冴え渡る。実にいい関係性だ。
ここに元ガングニールの装者、マリアがいてくれるというのはきっと、今後の展開に絡んでくるのだろう。
立ち位置。


「戦わずにわかりあうことはできないんでしょうか」
「シンフォギアの力で誰かを傷つけてしまうのが嫌だ」
という響の訴えに対してマリアは一刀に切り伏せる。
「力を持つものの傲慢だ」、と。

マリアは知っている。自らが持つ力を振るうことの責任を、痛みを。
それを背負って、迷って、でも歌で世界を救いたいという自分の本当の気持ちに気付いたからこそ銀の左腕は応えてくれたのだろう。


通学路に突如現れるガリィ。
目の前で死んでる連中を見ても「戦いたくない、人助けがしたい」、とのたまう響。


そんな響のガングニールは、ついにシンフォギアを纏わせてくれなくなってしまった。
胸の歌を見失ってしまった。
変身できない響とアルカノイズに囲まれたまま次回へと続く。


一番手っ取り早いのは、未来や友達が傷ついての反転衝動。
壊されるぐらいなら、壊してやると激情に流されて力を振るうことだが。
さて。



三話までの響を見て、一話で感じた不安が半分的中。
日食なつこさんという方の曲でエピゴウネというものがあるが、そのなかの一節にこんな言葉がある。

「立派な理想像描けた自分が 夢そのものより愛おしいかい」

響はシンフォギアという奇跡を纏って人助けをしていた。
一期二期とは、戦うべき災害、つまりノイズがいたから力を振るうことに抵抗もなく、また防衛としての意識が強かったのだろう。

しかし、ノイズの脅威がなくなったとき、響に問われるのは「何のための人助けなのか」、ということだ。
罪の意識から逃れるためではないと、そう握り締めていたはずなのに。
いまの響が見ているのは、助けた人のその先にある未来でなく、「人助けをしている自分」だ。
人を助けることでシンフォギアを肯定する、というような逆転現象が起きているような感じ。
本来ならば、シンフォギアでしかできないのなら、そのために力を振るう覚悟を持って行動した結果の人助け、となるはずだが……。

ここでふと振り返ったのが、いままでに響は自らの夢を語ったことがあっただろうかということ。
流れ星に関しては、約束を果たすという言ってしまえば後ろ向きな決意でもあった。

クリスやマリアのように、歌で世界を救いたい、守りたい。
翼のように、奏がくれたものを、歌には力があるということをみんなに伝えたい。
そんな未来の夢が、響の口から語られたことはいままであっただろうか。

たぶん、響には夢がなかったのだろうと思う。
前向きな自殺衝動、家庭環境からして、「何も望まれていない」、「夢を持ってはいけない」という思考の狭窄がやはりあったのではなかろうか。

そんな自分でも、シンフォギアで人助けができる。
どれだけ救いだったろうね。

だからこそ、今回響が「戦いたくない」と口にしたのは、複雑ながら喜ばしい。
だって、ようやく響が「わがまま」を言っている。
反抗期だ。
かつて受けてきた一方的なコミュニケーション。迫害。
そんな世界を憎むでもなくただ内へ内へと抱え込んできたのだから、少しぐらい世界を憎んだってバチはあたらない。

マリアさんが言ったように、「傲慢」になったのだ。
上から目線。
ああ、響の周りにいてくれる人のおかげで本当に安心して先が見られる。
響が怖がっているコミュニケーション。傷つけてでも止めてみせる。守ってみせるという意志。
大丈夫だよね、世界はそんなにヤワじゃない。
響が全力でぶつかっていっても、受け止めてくれる。受け入れてくれる。


ある意味で、もうひとつの不安として、響は本当に命を燃やし尽くすのではないかという懸念もまだある。
彼女が覚悟を決めたとしたら、きっと彼女に平和な日常は限りなく遠いものになる。
戦い続け、守り続けるか、死ぬか。そのどちらかしか彼女に安らぎはないのだろうか。
そこも今後に注目したい。

最後に。
それでも安心して見られる理由は、仮面ライダー555の主人公乾巧がかつて成し遂げたことを見ているからだろう。

「俺には夢はない。だけど、夢を守ることは出来る」
「俺はもう、迷わない。迷ってる内に人が死ぬのなら……戦う事が罪なら…俺が背負ってやる!」

きっと、そういう覚悟の物語。

2015年7月20日月曜日

適当な覚書20150720

◆好きな国内アニメ作品の羅列



○男性主人公

・カウボーイビバップ
・スクライド
・天元突破グレンラガン
・ガンダムビルドファイターズ

とりあえず揺るがない四強はこのあたりかも。
ボトムズ、タイバニ、キングゲイナー、ガングレイヴやジョジョ、ガンダムOOあたりも好きです。濁点多いですね。
最近のでいうと血界戦線とシドニアの騎士も。うしおととらも入るんじゃないかなあとか。

劇場作品系入れるなら雲の向こう、約束の場所とか新海さん作品、AKIRAなんかも入るかなあ。


ビバップはアニメ作品を好きになるきっかけだったし、スクライドで好きな作品の方向性がある程度固まって、グレンラガンとビルドファイターズは毎週楽しみにさせてもらってた。



○女性主人公

・ガールズ&パンツァー
・ストライクウィッチーズ
・アイドルマスター
・戦姫絶唱シンフォギア
・魔法少女まどか☆マギカ

ほぼ確実な五強。
アイドルマスターの立ち位置は微妙だけど、23、24話の春香さんは何らかのチーム、組織を管理していた人間にはぜひ見届けてもらいたい。
中村繪里子さんの演技含めて必見必聴だと思う。

ああ、これは多分に役者贔屓も入ってる気がする。
ライブで春香の持ち歌である「太陽のジェラシー」を初めてソロで歌ったのは、4thでの響、沼倉さんだってエピソード。
自分の持ち歌を他のアイドルに先に舞台で歌われる。それまでも春香がゲーム中でずっと自分の歌に自信が持てないのは、担当している自分のせいではないかと考えてしまっていて……と。

到底慮れる心境ではない。パーフェクトサンを一番近くで見せ付けられたのだ。
それでもアイマスは続いていって、2012年でのニュータイプアニメアワード三冠。

そんな背景をあとから知ったのだけれども。
まあ、やっぱり23、24話は並々ならぬ情念がこもった素晴らしいシーンだと思う。


あとはてさぐれ部活ものが特殊な枠で放課後のプレアデスも地味にきた。
時間があれば各個の好きな理由も書き出しておきたいなー。

2015年7月16日木曜日

戦姫絶唱シンフォギアGX2話

◆戦姫絶唱シンフォギアGX


・第二話


キャロルに世界を壊す理由を問う響。
ここで言う響の戦いたくない、はクリスに自己紹介したときと若干違うか?



OPはかなりハードなアクションシーン多め。
重厚な「Exterminate」が歌い上げられる。

マリアさんの変身バンク何話に来るかなあ。
楽しみだ。



きねくり先輩。
すごいあだ名だ……。



未来さん、響を完全に信じて待っている陽だまりなんだけどこれ響が大丈夫じゃない状態で帰ってきたらアカンやつや。


レイアvsクリス
勃発。

装者を狙った同時多発。
どれが本命でどれが陽動かいまだ不明。


クリスちゃんの変身バンク。
ああ、この子もまた祈りの聖女。

初手でクリスも人外判断。
そちらのほうがやりなれている、と言うのは恐らく普段の訓練が装者相手だということに加え、人でないほうが全力でいいからだろうなあ。
優しい子。

しかし歌が相変わらずかわいカッコいい。

エルフナインは「遺産」を二課に託したそうだが。
その力はいかに。


弾かせた刀を逆鱗モードで階下に叩き落す。
相変わらずとんでもない技量の防人。

そしてマリアさんに腕を引っ張られて頬を染める翼さん。
防人から少女である。


クリスにクルーザーをすっ飛ばしてきた巨大兵器は誰の力だろうか。
レイアなのか、二人がかりだったのか。


「LiNKERなしで出撃なんかさせないからな」
フラグですね。いつ回収だろう。


調と切歌を学校、日常に受け入れてくれた二課メンツに恩返ししたい二人。
人助け。
LiNKER技術って結局どうなるんだろう、やっぱりウェル博士引っ張るしかないか……

力だけでは何も変えられなかったことを知っている二人。
力だけでも、想いだけでも。
両方揃って為せる何かがあると。

怪傑ウタズキン とは


エルフナインの一人称はボクらしい。
しかし装者の情報が錬金術師側にダダ漏れ……いや、裏の手引きがあってもおかしくないか。


シンフォギアとは違う異端技術……方向性は違えど、得られる結果は擬似的に似せられるのか。
ノイズとか、それよりの。

ガリィちゃんの声可愛いです。


月の破壊を食い止めたことを、「そうするしかなかった」、と……?
やっぱり死ぬ気だったのだろうか。


「人助けで殺されるクチなのか」
きっと父親が、ということなのだろうけれども、果たして何を託されたのか。

殺そうと思えば殺せたろうに、響をあえて生かすキャロル。
目的はどこなんだ。
それがタイトルロゴのあの姿にも関わってくるのか。


父親の話題に入り、揺さぶられる響。
二期までは、あえて捩れた家庭に踏み込むことはせずにいたわけだけど、ここで向き合うのだろうか。
二期では歪められたあとの人助けを偽善と切られて、三期では歪みの元凶である家族か。
その家族にしたって、結局何が悪かったって周りの世界が悪かったということで。

つまり、世界が悪い。
やっぱり世界を憎む理由が積み重なっている気がする。

あれ、これもしかしてエルフナインのボックスはパンドラの箱なのでは……
災厄が撒き散らされるのではないか。

父親に託された命題が、お前にだってあるはずだ。
装者の情報をどこまで仕入れた上での発言なのか。
何もかもを打ち砕く、というのは。


保護プログラムによるマリアの行動制限。
生き辛いねえ。
そしてOGAWAさんの本家影縫いである。


翼さんの変身バンク。
なんとひとつの話に二人のバンクを詰め込んだ。
これはつまり、残る三人のバンクが近いということ。


ソードブレイカー。
ルーン。
錬金術。

そしてノイズ。
このノイズは錬金術によって作り出されたものなのか、はてさて。

出自は割れそうだけれども。ケルトのほうなのかどうなのか。

安定の逆羅刹を披露。


「どんだけ出ようが今更ノイズ」
しかしそれは形だけであったのならば。
中身までノイズである保証はなかったのだ。

やられたあと赤い煙となって消えていたけど、もしかしてAntiLiNKERとかかわりがある組成なのかもしれない。

アルカノイズ。
翼とクリスのシンフォギア(奇跡)は、壊し殺された。


己が不覚を取っている間に共に戦う仲間を失い、歪みをまた突きつけられ、響はどうなってしまうのか……。

はああ堕ちるところまで堕ちてって言ったけどペース早い早い。


2015年7月12日日曜日

戦姫絶唱シンフォギアGX1話

◆戦姫絶唱シンフォギアGX


・第一話


まず見終わった直後の感想は不安。

響はこんなにも大規模な力を振るうことに抵抗のない人だっただろうか。
槍を携えた結果なのか。
英雄、ヒーローではないいたって普通人の感覚を持ったまま、人としてはありえない力を振るっているとも。

守るために何かを壊す。
元々最速で、最短で、一直線に躊躇はしない性格だっただけにそういう決断をしそうな展開だなあと思った。

ただ、例えそうだとしても奏という前例があるだけに乗り越えることは確信できるけれど。
胸の歌、心の槍。


そして翼さんが安定しすぎているので、これもかえってヤバそうな。
響とクリスを揺さぶる要員として、翼さん戦線離脱ぐらいありそうな気がする。

もしそれが何らかの形で仮に行われたとして、いまの響は罪を憎んで人を憎まずにいられるのだろうか。


クリスちゃんはかわいい。

一期で「歌がだいっ嫌いだ」、とあんなに辛そうにしていたクリスちゃんが、こんなに屈託なく誰かの歌を「皆で応援しないわけにはいかないよな」、と言えるようになっているだけで込み上げるものがある。


と、ここまで書いておいて切歌と調の学生服を見てああそうか、響がもし誰かを憎んでしまいそうになってもいまはマリアというガングニールを纏えたもう一人、白銀の左腕がいるのだと納得。
きっと未来が日常でずっとそうしてくれたように、道を踏み外しそうになったときは止めて、守ってくれるやね。

一期から見ていると、響は少しぐらい世界を憎んでいいと思う。
愛することが強迫観念みたいな。
負い目でないと掴んだ一期を経ても二期で偽善と落涙するなら、根っこはやっぱりまだまだ深い気がする。
本来初期クリスちゃんか幼少期奏、奏ロスト後翼さんぐらい歪んで世界を恨んでもおかしくないはず、というかもしかしてまったくそれを経てないのか。
未来さんヤベえな。そりゃ依存もする。

当時ずっとずっと内側に私が悪いと詰め込んできたのかもしれないけど三期にして初めて外に向けられるのかな。
絶対にどんな苦難も乗り越えてくれると信じられるだけに、堕ちるところまで堕ちてほしい。


RADIANT FORCEは最高ですので早くフル音源聞きたい。
区切りがつかないからいっかいこれで。

好きなものを書いておく20150712

◆シドニアの騎士


エナ星白とか。

原作読んでないので個人的に第九惑星戦役までで星白周りの決着したのが半分くらいまでだと思ってる。
紅天蛾を自ら倒した谷風はこれでようやく星白の死を実感として残したとして。

しかしつむぎがどうやって生まれたのかを知らない以上、星白が残したものに関してはまったく無知な状態だから、今後はそのあたりが焦点になるんだろうなとか。

落合は身体をガウナに変えるだろうし、のりおとの話もそれ以降になるんかな。

てっきり内部に入ったエナ星白を配給された腰の刀で切って倒すものだと思ってたから、なるほどエナ二体目かーと。
エナ星白がどこまで感情や精神を持っているのかわからないけど、つむぎを産んだこと含めていずれ長道に全て終わらせてほしいなあ。

そしてつむぎと生きていってほしい。

イメージ的にヒロインは星白(notエナ)、その子供がつむぎみたいなところあるから、長道はヒロインを永遠に失ったまま次世代に託されたつむぎと一緒に生きていってほしい。

なんかまとまりないけどもとりあえずこれで。
また追記するかも。

2015年7月7日火曜日

好きなものを置いておく20150705

◆戦姫絶唱シンフォギア

・一話

これは彼女たちが、空へと飛び立つ物語。

少女を助けるときに転んだ響が「生きるのを諦めない」を叫ぶのは、十二話と同じ意味合いか。

抑えられない破壊衝動が変身シーンで如実に表れる。
それをまた力ずくて強引に押さえ込んでいるのも。


・二話

響が歪んでいるというのなら、彼女を歪めたものを裁かねばならない。
歪んでいるのはこの世界だ。


・三話

翼もまた整理がつかない。
ガングニールを認められない。奏からの言葉が呪いである。

本来響は人一倍心の痛みに敏感なはずではあるが、ガングニールで「前向き」になってしまったがための土足で踏み込んでいく発言が見受けられるように考えられる。

世界中で太古の昔から観測されていたノイズ、を、さもよく知っているかのごとく気軽に話せるリョーコさんね。

OGAWAさん、けだしいい男である。

この電話でお互いにぶちまけていればどれだけ楽だったか。

みんなのアイドルぶどうさん。

ネフシュタンの鎧は翼にとって禊の対象、二年前の悪夢。


・四話

力は簡単に持てるものではないし、持ってるものでもない。
全てを失った奏はとうに地獄にいる。今更迷う理由がない。

奏という痛みを知っているからこそ、同等の痛みを抱えたものしか認められない。
翼にとってはある意味信仰対象だ。響と未来の関係にも近い。

代わりになる、と思ってしまう響はまだ翼も奏も、自分も未来もまだ知らない。

ガングニールを持つ意味を、不器用ながら。
やけっぱちも含まれているが、最後の最後、根っこは翼も自分自身で痛みを抱え、誰かの痛みが少しでもなくなればいいと思っている。

世界に一人ぼっち。
フィーネ。どれだけひとりぼっちだったのやら。

学費、負担。

変わる勇気と、変わらない想いと。

修行&修行。飯食って映画見て寝る!!!!


・五話

これ拷問にしか見えないけどネフシュタンの鎧除去してるのかってー。
フィーネならもっと上手にできるんじゃないですかね……

この政治話がシンフォギア、というかWA世界の描写からあった奥行き。

翼もそう、自分の人生に、歌に、意味や価値がないと思ってしまった。奏を救えなかったことで。

「複数のグループ」からの犯行声明。
アメリカ政府が濁したのか、フィーネの手引きもあったのか。

OGAWAさん、「怖がりなだけですよ。本当に優しい人は他にいます」ってのは誰かのことを指していたのかな。

リョーコさんでもありフィーネでもある「やりたいことを、やりたいようにやってみなさい」。

デュランダルに引っ張られて解放されるのは、響の内面でもあった。


・六話

化け物という評が得てして正鵠。
精神の怪物である。

世が世なら、ソレスタルビーイングであるクリスちゃん。

未来が陸上部をやめた原因は、二年前の事件以来響に起こった出来事が原因だろう。

広木大臣を消して、カ・ディンギル設計の詰めという感じで。

笑顔で寂しさは消えないんですよ未来さん。

酷いなんて次元を超えた汚部屋。
せめて飲み物は片そう。

二年前の事件までも、健やかな子であったろうけれど。
その健やかさが歪められた結果の成れの果て……それでも、響のしている人助けは間違っていないといつだって言ってあげたい。
一番それを言ってあげたいのは未来であるだろうけれど、未来もまた二年前に囚われて。

覚悟。守りたいもの。
そして私という音響き。

頭沸いてるカッコよさの自己紹介である。

通じ合えない痛みを抱えたクリスにとって響の言葉は払拭したい汚泥そのものだ。

固定できないなら解放しちゃえばいいんだ!
素晴らしい逆転の発想。

遠くへ行ってしまった響を見つめることしかできない未来。

・七話

戦場で敵を眼前に無防備。
舐め腐ってると思われても仕方ない。

「あたしに歌を歌わせたな……あたしは歌がだいっ嫌いだ!」
という一言がクリスの心情を最も端的に表している。
歌で不幸になったのだ。歌を好きになれる道理はない。

翼の本領発揮。
防人の剣は、誰かを守るためにこそ力を発揮する。

世界に一人ぼっちのクリスちゃん。
それは、辛い。
どんな思惑があったにしろ、フィーネとの繋がりが唯一だったのだから。

体組織と融合、そして可能性。

未来はまあ怒るというか、これもまた整理がつかない。
響から聞きたかったというのもあるし、もちろん話せなかった理由も察してはいるが。
落ち着く時間が必要だと、大人はそう思うのかもしれない。
けど彼女たちにとって大事なのは今現在の思いである。

ただのいい子である、クリスちゃん。
家族、か。

喧嘩しちゃうけど仲直りするから仲良し!
からのこのギスった空気。

フィーネさん一人語り。

間を置くと、響に対しての怒りではなく、響きが好きな未来でいられない自分への嫌悪に変わる。
変わらないではいられない。


・八話

シンフォギアをまとってない状態のクリスに対してノイズを放つという行為の意味。

看病されていたときのクリスは悪夢でも見ていたのだろうか。

行きずりの他人のほうか話しやすいこともある。

響の生き方を肯定する翼。翼の歌を肯定する響。
お互いにとって、それはとてもあったかく。

よく見るとふらわーのおばちゃんのところに仏壇があったか。
誰のかまでは判別できないけれども。

このときの未来はクリスが響と戦闘していた相手だと気がついていない、はず。

まさしく、警戒警報なんて知らずに生きてきたクリス。

OTONAの神業。
この世界最強は伊達じゃない。

これだけの数を近接起動しながら高速で殲滅するクリスの戦闘技術も尋常ではない。

未来も、覚悟をしたいのだ。
響と共にいていいと自分を肯定するために。響と一緒に背負っていくために。

「じゃあなんとかして?」
助けられるほうも一生懸命。

ここで初めて、シンフォギアによって行ってきた、一人でできる人助けを「思い上がり」と気付く響。

惨劇を生き残った負い目も確かにあったのだ。
それでも、と。

助けたいと思う気持ちは嘘じゃない。

「私の友達だもん」
そう言いたかった響、そう言われたかった未来。

怖かったのは、響を失うこと。響と共に歩めないこと。

クリスを友達と呼んでくれた未来に対して、弦十郎さんは何を感じたんだろうな。


・九話

機械弄りするぐらいバイクには愛着ある翼さん。
鼻歌も出る。

「ただいま、奏」
ツヴァイウイングとして、いるべき場所に戻ってきた実感か。

学校の真下にある地下施設&シェルター。

翼と未来のシンパシー。
響という強烈な歌のおかげか。

リョーコさんは本当に恋愛百物語だな。
あきれちゃうぐらいに一途(何千年)。
恋するパワーはすごいよね、聖遺物の研究を始めたのもそもそも……ね。

諜報はお手の物。
弦十郎さんは野良猫の元へ。
あえて足音を立ててずかずかと上がりこむのは、敵意のなさを伝えるためか。

「大人の務め」
大人が何をしてくれると、独りぼっちのままのクリスは放つ。
これ以上言葉で返すことはできない。
行動で伝えるしかない。

気合はいった翼さんのカジュアルファッション。

防人であるがゆえに、忘れてはいけない日常。
守るべきもの。
守ったもの。

怒りに身を任せればアームドギアなんて!
はある意味真実か……はてさて。

恋の桶狭間。
それ以外に説明は不要。

知らない世界。
なんかではない、と響は伝えるために。

楽しかったもの疲れたもの、それら日常全てを支える人々も、翼が守った世界の一部である。

二年前の会場。
それは越えていかねばならない過去であり、決着をつけなくてはならない記憶でもある。

翼の「日常」を、守る人もいまは確かにいるのだ。
かつてきっと奏も、同じ気持ちだったのだろう。

クリスを助けに入る響は、かつてのシーンの焼き直しのようでもあり、弦十郎さんが行ったことと同じなのだろう。
人助けに理由はないのだ。

そう、翼も根は同じ。歌が好き。
「歌で世界を救いたい」。
輝くステージの上で、祝福と共に過去の赦しを。

クリスがいまだ囚われている感情はその相対。
「歌で世界を救えなかった」。だから歌が嫌い。
よどんだ路地裏で迷いながら、誰にでもなく涙する。


・十話

もう隠すこともないリョーコさん。
ネフシュタン強いです。

リディアン校歌。
安心していられる場所の象徴。

フィーネを追ったクリス。
同じくフィーネを追っていた二課。

「どうなってんだこいつは」「衝撃は発剄でかき消した」

「あたしは両親が大嫌いだ」
そう言わなければまともでいられなかった。
世界を憎まなければ、生きていけなかった。

大切に思っていたことなんて、歌で世界を救ってほしかったのだって。
クリス自身が一番強くわかっている。

世界に一人ぼっちではないと、繋がりを次代に伝えてあげられるのも大人の務めだ。

カ・ディンギル。
古代シュメール語とな。

超大型の飛行タイプが四体。
響と翼で掃滅するには、さすがに非効率が過ぎる相手。

未来が守る、響の帰る場所。暖かい陽だまり。
助けるほうも、助けられるほうも一生懸命。

流れ星の約束も、まだ果たされていないのだ。

罠だとしても、二課の機能維持に必要なスカイタワーは防衛しなくてはいけない。
マネージャーモード解除のOGAWAさん。

ヘリから落下しながらの詠唱⇒ぶち抜きコンボ。
状況に即応した戦闘を実現できるようになっている響。

「防人が後ずされば、それだけ戦線が後退するということだ」
戦場での心構えだろう。

助っ人参上。
超射程広域戦闘においてイチイバルの右に出るものはいない。

否定してやるのはこの世界か、それとも。

アームドギアを持たない響の、繋いで束ねる力。
このバカに当てられた人は沢山いますね。

「あたしの命は安物じゃねえ」

守ればいい「だけ」のこと。
安い。
繋ぎ繋がれ、託されること。
もう世界に一人ぼっちではないのだ。

「やっと見つけた本当の夢」

スカイタワーは無事。そして襲撃されるリディアン。


・十一話

眼前にするノイズの脅威。
人は、無力だ。

実体化しているノイズならエレベータ内に入ってこれない。

カ・ディンギルを突き止めるOGAWAさん有能。

バク宙しながら心臓に三発。
たいがいニンジャである。

本当のことが言えなくても、誰かの命を守るために。

OTONA参上。

弦十郎さんはまだリョーコさんを信じている。
甘い人だ。

でも戦闘力は世界最強なんですよこの人。

腹の傷は応急処置でなんとかなります。

メインシステム設計者が背信者。
そりゃあ、対応もできない。

崩壊したリディアンに駆けつけた三人。
地下に誰かがいることも、まだ知らない。

デュランダルを守ったと共に、融合症例を守っていた。

過去からよみがえる亡霊。

あきれちゃうぐらいに一途なフィーネの本領発揮。
カ・ディンギルのお披露目、そして役割説明。

「なんでさ!」

三分割同時変身。

独立した区画の電力で情報収集を。
オペレータコンビもたいがい優秀。

無言の連携を果たす三人。

目くらましからの高速戦闘に加え防御中に響の一撃。
からの本命。

安くない命のはずだろう。
夜光に輝く蝶は、脆く美しく。

「歌で世界を救い、平和を掴んでみせる」
歌が大好きな、雪音クリスの本心。


・十二話

特殊OP。
ED曲、クリスの夢と理想からの導入。

大人は大人で、無力さをかみ締める。

リディアンを失い、クリスを亡くし。
響の中の衝動が塗りつぶしていく。

フィーネの安い挑発。
ロードブレイザー。
ナイトブレイザー。

ガングニールに翻弄される人間を観察していた。
それはもちろん、フィーネの夢のためでもある。

抑えきれない破壊衝動。
一話からすでに見受けられていた、必死で押し留めていた響の内面。

「誰かなんとかしてよ、怖いよ、助けてよ……死にたくないよ」
人の本心だろう。

翼の決意。

響の暗闇も受け止める。
不器用な人だ。

束ねて繋げる力。
きっと響だってずっとそうしていたいと信じて。

「どこまでも剣と行くか」
人の不和を見てきたフィーネだからこそ理解できるし、だからこそ否定する。

けれどフィーネも、不和ばかり見てきたはずではないのだとしたら。

アースガルズの三重結界。
天の逆鱗も囮。

お前を倒せば、と言っておいてのカ・ディンギル狙い。
クレバーだ。

防人の決意と覚悟。
再び。

未来、クリス、翼の喪失。
響にはもう何もない。何も。
陽だまりも、友人も、憧れた人も、支えてくれた人も。

世界に一人ぼっち。

フィーネにも確かにあるのだ。
胸の中に秘めた想いが。

響が頑張っているのに、その友達が頑張らない理由はない。
誰も彼もが一生懸命。

絶唱のバックファイアをどれだけ抑えられるのか。
Gに繋がるお話。

聞こえてくる校歌は、かすかに残る陽だまり。
帰る場所を、守ってくれている。

だからまだ歌える。頑張れる。戦える。

立ち上がる響は、一人じゃない。

一話で転んだ響が諦めずに助けた、少女からまた響へと届いた歌だ。
確かに繋ぎ託されている。


・十三話


エクスドライブモード。
シンフォギアにこういう機能を残したのは、フィーネかリョーコさんか。

街中を埋め尽くすノイズ。
しかし不安はない。

響を受け止めた翼にとっては、「どうでもいいこと」なのだ。
共に戦うものとして認めているのだから。
信じていたから。

First Love Songは、誰がために奏でられて。

ネフシュタン&ソロモンのW融合。
そしてその手にはデュランダル。

ギアで完全聖遺物に対抗できると思うてくれるな。
つまりそれは、完全聖遺物ならネフシュタンを何とかできるということであり。

デュランダルを掴み取る響。
それは響自身の戦いでもあり。
応援するみんなの戦いなのだ。

自分を信じられるなんて、響の過去を鑑みればとても、とても。
それでも。
陽だまりに翳りなく。
一人じゃないから、自分を信じてくれているひとがいるから。

スクリューボール響。

きっとわかりあえる。
不協和音だけを奏でてきたはずではないのだから。

月落とし。

そして、まず真っ先にフィーネに伝える響の胸の歌。

本当は誰よりも人を信じたかったのかもしれないフィーネ。
数千年のときを経て怪物と成り果てたのかもしれないけれど、それも人の一部なのだろう。

なんとかしてくるから、生きるのを諦めないで。
そして彼女たちは空を飛ぶ。

「もっと歌いたかった」
三人誰もが思っていることだ。

それでも、これからの未来のために。
躊躇うことなんてない。

臨界まで引き出された絶唱の力を支える、紫紺の温情。
流れ星、落ちて燃え尽きて、そして――

ノイズの恐怖がなくなったわけではない。
人はその中で戦って生きていくしかない。

本当のことが言えなくても、嘘をついても。
ぶつかりながら喧嘩しながら、信じ信じられ、繋ぎ繋がって生きていくのだ。

決して歌を絶やさずに。

2015年7月3日金曜日

好きなものを残しておく20150703

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◆放課後のプレアデス

http://sbr-gx.jp/
全12話見終わりました。

youtube版を元々見ていたけれど、ぶっちゃけそれほど興味はなかった。
ただ、仕事中にラジオを聞くことが常態化しているので、新アニメのラジオをザッピングしているときに久しぶりのタイトルを発見。またパーソナリティが好きな声優さんだったために聞いてみたところ、ものの見事に面白すぎるラジオだったことで「ラジオを聞くために」アニメ本編を視聴することに。

というかあれだ、youtube版を見ようとしたのも大橋歩夕さんが主演の一人だったからだ。

youtube版のHPが懐かしい。
http://sbr-gx.jp/site/main.php


正味なところ、序盤数話(一区切りとなる『第6話 目覚めの花』あたり)まではそれほど自分の中で盛り上がるでもなく、よくある今風の魔法少女物で各個の問題を解消しつつ中盤の山場を越えるといった構成だったので、そこまで真剣に見ていることもなかった。

けれど、問題が解消されるにつれて仲良くなる五人の少女たちが、この先に待ち受けているのは絶対的な別離であるということが明確に描写されるようになってきてからが面白かった。

会長ことプレアデス星人に見出されて集まったそれぞれ違う世界線の少女たちは、会長の目的であるエンジンの欠片を全て集めると元いた世界線に戻ってしまう。

この世界でどれだけ親しくなっても、なかったことになるのだ。

主人公「すばる」、パートナーである「あおい」、役割的にヒロインである「みなと」。
三者の思惑が絡み合って、着地点を安易に予測させない形になってきたのが9話『プラネタリウムランデヴー』までのお話。

そして10話以降の圧縮された熱量が素晴らしい。
なるほどガイナックスだ。

元の世界線で未来がなかったみなとはなんとしてでもエンジンの欠片を利用して世界線を越えて宇宙を超えて、未来を得ようとする。
「君は残酷だね」
何度もみなとがすばるに対して放った言葉だ。

対するすばるが最終的に出した答えが本当にヒーロー的だ。
要約すれば「どうなるかなんてわかんねえけど俺を信じろ!!」、みたいな。
すごかった。男前だった。

すばる絡みのシーンで一番本編中の印象に残っているのが、答えをみなとに伝えるちょっと前にあった自販機のシーン。
会長が少女たちを呼び集めていた世界にあった自販機では好きだったいちご牛乳が売られていたのだが、元の世界に戻ってくると商品入れ替えでバナナミルクになってしまっていた。

温もりのなさというか、ほんの少しのとっ掛かりすら取っ払われてしまったようななんとも哀愁漂うシーンなのだが、すばるは手を伸ばす。
ボタンを押して出てきた商品は、大好きないちご牛乳。

パッケージだけが変わって、中身の入れ替えが終わっていなかったのか、それともたまたまひとつだけ手違いでまぎれてしまったのか、それはわからない。
そんなことはどうでもいいのだ。バナナミルクを押して、出てきたのはいちご牛乳なのだ。

実際に掴み取るまでは、未来なんて確定していない。そうすばるの背中を押すには十分に足る理由だった。

アニメ随所に宇宙の法則や物理法則なんやかんやを盛り込んできたプレアデスならではの表現だなと思ったし、純粋にすばると共に心が熱くなるシーンだと思う。


構成的にはよく見られるというか、昔のアニメの主人公とヒロインの性別をひっくり返した感じではあるのだけど逆に言えば王道というか安定感はある。
そういった意味でも1クールで非常にまとまっていて、全体的に引き締まった無駄のなく、それでいて余韻に浸れるストーリーだったというのが個人的な総括。

OP曲、Stella-riumはいい曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=GNkPJvVEm0s&feature=share

サビに入るときにぎゅっとシャフトをすばるが握り締めるシーン、実にスクライド的な握り締め方でいいと思う。
MP3購入しような。